貧血のおはなし

   鉄分不足による貧血

貧血とは、血液中の赤血球に含まれる血色素の量が少ない状態です。貧血には原因によっていくつかあります。ヘモグロビンの原料となる鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血が最も多い原因です。ヘモグロビンは体の中に酸素を運ぶ働きがありますが、しのヘモグロビンが不足するとからだが酸素不足になり、様々な症状が起きます。

鉄欠乏性貧血の主な原因

1.大ケガや手術による大量の出血や、胃・十二指腸潰瘍や痔、子宮筋腫などで少しずつ出血している

2.偏食やダイエットなど食生活に問題がある

3.成長期の子供や妊娠中の女性

4.激しいスポーツをする

5.不規則な生活

貧血の主な症状

顔色が悪い 動悸 息切れ 疲れやすい 立ちくらみ 頭痛 耳鳴り 注意力低下 目や口の粘膜が白くなる 爪が平たくなったりスプーン状になったりするなど

貧血を予防する食生活のポイント

鉄の摂取推奨量(日本人の食事摂取基準)は、男性7.5mg、女性は10.5mgとなっています。鉄分を充分に摂取するには・・・

①鉄分を含む食品をしっかり摂る

鉄分の補給は、重要な貧血対策です。1日3回の食事でこまめに鉄分を補給しましょう。

※植物性食品・・ひじき・大豆・納豆・小松菜・ほうれん草・切り干し大根など

※動物性食品・・レバー・かつお・うなぎ・煮干・干しエビ・あさりなど

②ビタミンCを一緒にとる

吸収率の悪い鉄ですが、ビタミンCを一緒にとることにより、鉄を吸収しやすい形に変えることができます。

※ビタミンCの多い食品・・いちご・みかん・ブロッコリー・トマト・カリフラワー・さつまいも・じゃがいもなど

③バランスの良い食事

鉄分だけをたくさん取れば貧血は、安心というわけではりません。血液は鉄だけでなく、たんぱく質やビタミンなどから作られます。血液を健康的に作るには、色々な食品を偏りなく食べることが大切です。

④栄養補助食品やサプリメントを上手に利用する

日々の食事の中で鉄分を十分に摂取するのが難しい場合には、栄養補助食品やサプリメントで足りない鉄分や栄養素を補う方法もあります。鉄分を多く含んだ飲料や食品、サプリメント等を上手に利用しましょう。

メタボと歯周病の意外!?関係

 最近よく耳にするメタボことメタボリックシンドローム。実はメタボリックシンドロームと、お口の病気に関係があるって知っていましたか?

 実はメタボリックシンドロームの人の多くが、歯周病にかかっているといわれています。

 メタボを放っておくと動脈硬化につながったり、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすといわれています。動脈硬化は、ある程度症状が進まないかぎり、症状として出にくい病気です。しかも、動脈硬化による循環器の病は、働き盛りに突然発症することが多く、生命に関わる重大な病気であり、後遺症も深刻です。

 これは、お口の病気である歯周病にも言えることで、歯周病は痛みも症状が進行してみなければ分からず突然発症する病気なのです。しかも、メタボと同様に、歯周病も働き盛りの30代後半から40代、50代で発症することが多いため、「治療に行く時間がなかなか取れない」などと放置してしまいがちです。歯周病を放置しておくと、「ご飯が食べられない」「痛くて眠れない」「顔が変形するくらい腫れてしまう」・・・と症状が進み、やがては歯を抜く”ことになってしまいます。

歯周病とメタボリックは似ている!

  生活習慣病の予防には、正しい食事、十分な休息、適度な屋外運動などで体の免疫を高め、骨を強化し、全身の健康を保持することが大切です。

 歯周病の完治には継続的なセルフケアが必要なのですが、セルフケアにはどうしても個人差がでるため、完治することは難しいといわれています。

メタボ要注意の方は歯科医院へ!!

 歯周病とメタボは同時に発症していることが多いので、もしもメタボと診断されたら、歯科医院で歯周病のチェックも受けましょう。体もお口もまとめてキチンと改善することが大切です。

 「歯周病はお口の病気。だから命には関係」ない」と思いがちですが、いまや歯周病は呼吸器疾患、心臓病、脳血管疾患、糖尿病、早産や未熟児に出産などに関係していることが明らかになった怖い病気なのです。ですから、たかだ歯周病とおもわずに命に関わる病気の引き金の一つだと思って歯周病を治療していきましょう。