目が覚めたら自宅で寝ていたが、どうやって帰ってきたのか覚えていない。深酒した翌朝、こんな経験をした人は多いのでは。記憶のない自分の言動を後で聞かされて青くなった、という人も少なくないでしょう。このような状態をブラックアウト(アルコール性記憶喪失)と呼ばれ、繰り返すとアルコール依存症の入り口と専門家は警鐘を鳴らしています。
『ブラックアウト』は脳内の記憶の中枢である海馬がアルコールの影響で麻痺し、今していることや起きていることを記憶できない状態。海馬の機能が低下しても、古いことは覚えているため、記憶はないが自宅までたどり着けるケースもある。
死に至る場合も
個人差はあるが、ブラックアウト状態になるにはだいたい血中アルコール濃度が0.31~0.40%の「泥酔期」。ビール7~10本、日本酒だと七合~一升、ウイスキーボトル一本をあけている量だ。
0.41%以上の「昏睡期」になると、呼吸中枢のある延髄が完全に麻痺し呼吸困難になって死に至る場合も。
ほどほどが肝心
血中アルコール濃度が一日中ゼロになることなく飲み続ける「連続飲酒」や朝から飲む、適量でやめられず飲み会の後も一人で飲む「普通(みんな)とは違う飲み方」をする人はアルコール依存症の疑いがあります。ブラックアウトは病気ではないが「繰り返すとアルコール依存症の一歩手前となり、新しい事を記憶できないウェルニッケ症候群や人より早く老人性の記銘障害になることも。酒は正しく付き合えばコミュニケーションも円滑になり心身ともプラスになるので、ブラックアウトで失態を繰り返さないためにも適量を知りお酒はほどほどに・・・・

