むし歯の原因はプラークと呼ばれる細菌です。このプラークが糖を分解してできる酸がむし歯の原因になるにです。これは、口の中のph(ペーハー)にも関係していて、むし歯のない口の中は常に中性に保たれ、むし歯のできない口内環境なのですが、ひとたび糖を含んだ物を口に入れると、プラークが酸を生み出して、口の中のphは中性から酸性へと傾いてしまいます。ph7前後が中性になるのですが、酸が発生してphが5.5以下の環境になると歯が溶け出します。酸性に傾いた口内環境は、40分ほどで元の中性のphに戻りますが、下がっている状態が長く続くことによって歯が溶けて穴があき、むし歯になってしまうのです。
子どものむし歯
子どもの歯(乳歯)は、大人の歯(永久歯)に比べて大変やわらかくむし歯になりやすいものです。また。乳歯も永久歯も生えてきたばかりの歯は未成熟で、これもむし歯になりやすく、進行も早いのが特徴です。そのため、子どものむし歯には注意が必要です。特に食生活や歯磨きなど、自分でコントロールできない小さな子どものむし歯は、保護者の管理が大変重要です。そして、生涯むし歯に苦しむか、むし歯を知らずに過ごせるかは、子どもの時期のケアによって大きく左右されます。
むし歯予防
①正しい食生活 不規則な甘味の摂取は、プラークの形成を促すといわれています。
②歯磨き(プラークコントロール) 食後の歯磨きでプラークを除去。近頃では、むし歯予防の成分を含んだガムなどの利用を勧める歯医者さんもいます。
●キシリトール 口腔常在菌が利用できないため、酸を作らないと言われています。
●リカルデント 牛乳から生まれた物質で、牛乳タンパク質とリン酸カルシウムからなる複合体です。リカルデントが口の中、特に歯の表面に存在することで、歯が酸より溶かされるのを防いだり、ごく初期のむし歯の進行をくい止めると言われています。
③定期健診と予防処置 むし歯が痛み出してから検査に行くのではなく定期的に健診を受けて医師のアドバイスを受けましょう。いつまでも自分の歯で美味しい食事を楽しみましょう。

