肝硬変は名前のとうり肝臓が硬くなる病気です。肝臓に炎症が起こり肝細胞が壊死に陥ると肝臓はそれを修復そます。肝臓に破壊と修復が繰り返されると、肝臓はしだいに繊維が増し硬くなります。ウイルス性肝が原因になることが多くなっていますが、アルコール性肝炎が原因になることも少なくありません。
代謝性肝硬変の時期は自覚症状がほとんどありません。この状態からさらに病気が進み、肝細胞の破壊が広がると、非代謝性肝硬変となりさまざまな自覚症状が現れます。
肝硬変の自覚症状
・濃い茶褐色の尿・・・ウーロン茶かコーラのような色をした尿がでたら黄疸が疑われます。皮膚や白目もよく観察してください。黄疸になると皮膚が痒くなることもあります。
・胃やお腹の膨満感・・・肝硬変になると肝臓の左葉が肥大する傾向があります。膨れた左葉が胃を圧迫するため、食欲不振になったり、お腹の膨満感がおこります。
・急に体重が増える・・・食事とは無関係に急に体重が増えたり、お腹がポッコリと出てきた時は腹水の疑いがあります。腹水の場合は上半身はやせていて肌はかさかさして、くすみやすくなります。
・下肢のむくみ・・・一晩寝てもとれない足のむくみ
・あざができやすい・・・血小板が減少することで出血しやすくなります。ぶつけた覚えもないのに青アザができたり、けがの出血が止まりにくくなります。
・顔色がドス黒くなる・・・肝硬変が進行すると全体にドス黒くつやのない顔色になります。
・メドゥーサの頭が出現・・・腹水がたまった時にヘソを中心として腹壁の四方に静脈が浮き出ることがあります。これをメドゥーサの頭といいます。
・手のひらが赤くなる・・・肝臓の働きが悪くなってホルモンのバランスがくずれるためにおこります。
・女性化乳房・・・男性ホルモンと女性ホルモンのバランスがくずれるためにおこります。

